これは子供のころ勉強嫌いであった親が大人になりもっと勉強しておけばよかったと自分の反省点を踏まえ幼児教育から中学受験など我が子を勉強嫌いさせないように教育に奮闘した、言わば下剋上教育を実施した内容を記述しています。

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大学受験で親がするべき一番大切なこと。

前期国立大学の合格が決まり、高校3年の1年間と浪人生の1年間の合わせて2年間の受験生活がやっと終わりました。

受験生の親として私が感じた大学受験で親がするべき一番大事なことを書きます。

受験生の心のケア、栄養バランのとれた食事の用意も大事ですが、

親が一番に準備しておかなくてはいけないことは、ずばり、お金と受験システムの把握です。これは子供より早く知っておくことが重要です。
なんとなくわかっている程度で、早い段階で完全にわかっている親は少ないようです。
私もそうでしたが、大学受験システムの知識がないまま、子供が小さいうちからの流れで、子供も納得していると思い込んで、国立大学に行くことしか考えていない親は多いです。

高校に入ると1年生の終わり位には、保護者会などで、大学受験の説明が行われると思います。
どちらかというと大学受験の難易傾向や受験生の接し方など方のが大切思え、心にも残り易いと思います。
一方、受験システムの話は複雑で、一度聞いたくらいでは記憶に残りにくいとに思います。

当然、受験システムについては、学校側から子供に対しても何度も説明が行われ、先生とも相談し、子供は直接自分にかかってくることなので、
親が積極的に理解しないと、親より子供のほうが詳しくなるのは目に見えています。

少しでもレベルの高い大学に行かせたい親は多いと思いますが、偏差値の情報は持っていても、早い段階で、かかるお金と受験システムについて把握している親は少ないようです。

受験と進学にかかるお金と受験システムを正確に把握しておかないと受験直前、ドタバタして、志望大学が親子で異なり、こんなはずではなかったのにということになりかねません。

敵を知り己を知れば百戦殆うからず 孫子の言葉ですが、
ここでいう敵とは、受験生のライバルや大学だけではありません、我が子のことでもあります。

自分の子供と敵対するわけではありませんが、受験や進学にかかる金額と受験システムを把握することで、国公立だけなのか、私立も視野に入れて考えるのか
親元から離れて私立もOKなのか、金銭的な面でどこまで許せるのか、子供から相談されたとき、子供と一緒に考えることができアドバイスもできます。

子供が先生と相談して決めた、志望校や大学受験について親であるあなたに相談しに来たとします、
その時子供の言ったことを即座に理解できれば、相談やアドバイスもでき頼れる親と子供の目に映ることでしょう。

そのとき大学受験について何も知らないで、理解できず何回も同じ様な質問や的外れな質問を子供にしないようにしたいものです。
ただでさえ、受験直前は険悪なムードになり勝ちです。

例えば、お金がかかるから、娘だから家から出るのは心配、あるいは近くに自分の行きたい学部のある国立大学があるから、ということで、
家から大学に通うと、高校2年生くらいまでは親子でそのように話していたとします。実際によくある話です。

3年生になり大学受験が迫ってくると、先生が一度は家から出たほうが自分のためになる、とか、なになにちゃんは一人暮らしで大学に進学するんだってと言い始め、ズルズルとその方向に話が進み始めます。
なぜそうなるのかというと、行きたい大学に行ける保障はなく、大学受験は不確実性で不安なため、合格の可能性の範囲を広げたいという考え方が働くということもあるかと思います。

その後も友達や先生の話しにより、その時々で考えも変わって行きます。そこは親と比べると、まだまだ人生経験の浅いまだ子供です。

子供が小学生くらいまでなら、場当たり的に対応しても、ある程度は子供をコントロールできますが
高校生位になるとさすがに小学生のようにはいきませんし、子供のためにも親の意見を一方的に押し付けることは避けたいものです。

最初に親自身が自分の考えをしっかり持っておかないと、ずるすると子供が言ったことに流される事になりかねません。

そして、気が付けば、当初の予定とは大きくかけ離れて、県外の私立あるいは、海外の大学、、、

親の考えの方向性を決めておくことは大切です。
正しい情報や状況を知っていることで、親自身の考えをしっかりと持つことができ、子供との考えとすり合わせることができます。

大学受験となると、学校や塾などからの指示もあり、手続きなど子供が主体となると思いますが、
出願はお金が絡むこともあり、親がすることも多々あります。
我が子の人生をかけた挑戦です、うっかり忘れたいということがないようにしたいものですね。




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