初めてのスキーで子供が1日で一人で滑れるようになるボーゲンヘルパー
子供が年中(5才)の時に初めてのスキーで一日でボーゲンをマスターして一人で滑れるようになった方法、正確には道具を紹介します。
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その道具とは、スキーの先端をつないで開かないように止めておくもので、商品名としては、ボーゲンヘルパー、トライスキー60、という商品があります。
私がスキーを始めた何十年も前には、こんなものはなく、どうしてもスキーの先端が開いてしまい苦労した覚えがあります。
一緒に滑りたくて、子供にスキーを早く上達させようと、子供のスキー上達法の情報を探しているときにボーゲンヘルパーなるものを見つけました。
最初は半信半疑でしたが、ボーゲンヘルパーを購入して、初めて子どもと行ったスキーで試してみると、ボーゲンヘルパーでスキー板の先端を止め2、3時間滑り、ボーゲンヘルパーを外して滑らせてみると、なんとボーゲンのハの字の形がキープされていました。
スキー板の先端を開かないように止めているだけなのですが、そのことでスキーの先端が開かない力の使い方を覚えるようです。
効果は絶大です。恐るべしボーゲンヘルパーと思いました。
スキーの先端の形状によっては(丸みが大きいあるいはプロテクターが付いている)ボーゲンヘルパーが取り付けできないスキーの板もありますので確認が必要です。
スキースクールでも使用しているようです。
またスキーをレンタルすると無料で貸してもらえるスキー場もあるようです。
少し滑れるようになると不要になるので、おそらく一日のみの使用になるかと思うので、レンタルがお勧めです。事前にスキー場に問い合わせてみてください。
ボーゲンヘルパー使用の注意点として、
・スキー先端が固定されるため、歩く動きはできなくなります(子供はストレスを感じると思います。)
・ハの字ができ安定するため、緩斜面では一人で滑ることができます。
初めてスキーを履いてスキー操作が分からなくても転ぶまでは滑り続けることになります。
一番重要なのは、怒らない、疲れることはさせないことかもしれません。(スキーでなく雪遊びをしたがるかもしれません)
リフトに乗せるまで、親は、スキー靴ではなく防寒用の長靴がベストだと思います。
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練習の順番として、
ボーゲンヘルパーを付ける前に、平らなところで、スキーを履いて歩く、ストックを突いて前に進む練習などをしてスキーの操作をある程度お子さんに覚えさせます。
これは、ボーゲンヘルパーを取り付けると、スキー操作が分からなくても滑れるため、斜面でボーゲンヘルパーを外すことになったときドーニモならなくなることをある程度防ぐためでもあります。
抱っこ、あるいは肩に乗せるなどしてスキーを履いたまま少し傾斜のあるところに連れて行き、ボーゲンヘルパーを取りつけます。
スキーを外したりすると時間がかかるので、この方法が効率がよいと思います。(そのための防寒用の長靴です)
まず、滑りながらスキーの板を開くと止まる事を教えます。(止まっている状態ではスキーを開く操作に力がいります)
ボーゲンヘルパーでスキー先端が開かないので足を外側に開くだけの簡単な操作になると思います。
次に、方向転換の方向転換の方法を教えます。これもスキー先端が開かないので、右側の板を外側に押すように開くだけで左方向に曲がります。
できれば、おしりはハの字に開いた両側のスキーの中心をキープして、右足のみを開くようにし、右肩で右の板を押さえるようにすると、右の板のエッジが立ちスムースにターンができます。
左ターンはこの操作の反対になります。
この練習をしながら滑り、下まで降りると、また子供を抱えて、緩斜面の上の方に連れて行きます。
これを暫らく繰り返します。
ある程度滑れるようになったら、ボーゲンヘルパーを外してもある程度ハの字がキープでき、止まる、ターンができるようにしておきます。
決して無理をさせてはいけませんが、様子を見ながら止まる操作とターンができるようになり、リフトに乗ることができると一気に上達すると思います。
リフトにの乗る時は、ボーゲンヘルパーは外し、リフトから降り滑る前に装着します。
緩斜面を滑ることができるリフトのあるスキー場に行くことを強くお勧めいたします。
考えられる2つの方法があると思います。
ボーゲンヘルパーを外さないで、リフトに乗り、そのまま滑る方法
スキー板の先端がつながれているため、子供は自力で前に進むことは困難なため、親が子供の腰のあたりを押す、あるいは抱きかかえて前に進みリフトに乗せます。
親のある程度のスキー操作と体力が必要ですが、ボーゲンヘルパーを付けたり外したりする手間が省けるし、ボーゲンヘルパーを付けた状態でのスキー操作を覚えればリフトに乗り長い距離練習ができるため効率は良いです。
我が家ではこの方法で練習しました。
リフトに乗る前に、ボーゲンヘルパーを外して、滑る前に付ける方法
ボーゲンヘルパーを外した状態である程度はスキー操作ができる必要があります。
滑れるまでに時間はかかりますが、安全な方法ではあると思います。
我が家では、もう一つ、滑る時、親と子をつなぐハーネスを使用しました。
スキートレーナーで検索すると出てくると思います。
ボーゲンヘルパーを付けて少し滑れるようになったら、ハーネスを使用して、即リフトに乗せました。
ハーネスの使用方法は、親が、2本のハーネスを両手または片手にまとめて持ち、ハーネスが少したるんだ状態をキープさせ後から滑りついて行きます。
ボーゲンヘルパー付きである程度操作ができる状態にあるので、安全の意味でスピードが出過ぎたときに、少し引っ張る程度だと思います。
ここまでくれば、どんどん滑り、2時間位滑れば、ボーゲンヘルパーを外しても、ハの字はできているのでないかと思います。
様子を見ながら外してみてください。
できればハーネスはまだ外さず、滑ってください。
ボーゲンヘルパーを外してから、ハーネスを外す順番になります。
我が家でハーネスは自作しました。
百均で購入た材料で費用は約300円です。自作といっても腰に巻くベルトにひも2本を結んだのみです。
以下の画像を参照してください。
・腰に巻くベルト用としてスーツケースベルト1本
・ハーネスとして3メートルのひも2本
組み立てた状態
購入すると5000円位し、安全の意味でスピードが出過ぎたときに、少し引っ張る程度で1日のみの使用になると思うので、これで十分かと思います。引っ張るひもは2本でなくても1本でも大丈夫だとは思います。極端な話、荷造り用のひもを腰に巻き、後ろに長く垂らしたひもを持っても要はたせるのではないかと思うくらいです。
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