これは子供のころ勉強嫌いであった親が大人になりもっと勉強しておけばよかったと自分の反省点を踏まえ幼児教育から中学受験など我が子を勉強嫌いさせないように教育に奮闘した、言わば下剋上教育を実施した内容を記述しています。

自分を操る超集中力 メンタリストDaiGo著

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自分を操る超集中力 メンタリストDaiGo著

中学2年まで成績はほぼビリ(227人中、224位)で、学習障害ではないかと両親や祖父に心配されていた著者が、心機一転、「勉強をして、自分を変えようと」決して、

他人より集中力がないことを自覚した著者は、闇雲に勉強するのではなく、心理学や脳科学の専門書を頼りに、長い間試行錯誤して集中力を作り出す研究の末、

予備校などに通うこともなく、独学で慶應義塾大学の理工学部に合格。


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現在は、1日10~20冊の本を読み、企業アドバイザー、講演、研修事業、TV出演、などなど多くの成果を上でられるようになったのは、「全て集中力のおかげ」と言っても過言ではないでしょう。

大きな成果を出している人と出していない人の違いは、集中力を発揮する方法を「実践しているか・していないか」の差です。
集中力を身につければ、時間の密度が変わります。

というような、まえがきから始まるこの本は、集中力を高めることについてとても分かりやすく紹介されていて、
特に、受験生や受験生を持つ親御さんに是非読んで欲しい一冊です。

以下、この本の要約です。

まず、集中力の源は、、額から2~3センチ奥、前頭葉にあります。
この前頭葉は、他の動物にはない、思考や、感情をコントロールするところです。

前頭葉に集中するパワーがあり、集中力を使うと集中力のパワーが消耗していきます。

薬草、睡眠、食事、行動によって、集中力の回復や増強もできます。

仕事とダイエット、スポーツ、コミュニケーションと切り離して考えがちですが、集中力の出どころは同じです。

なので、「仕事が行き詰まっているからダイエットが続かない」「家族とギクシャクしていていたから、仕事に集中できない」ということは自然なこと。

集中力の高め方は、「集中力そのもののパワーを増やす」、「集中力を節約する」の2通りしかありません。

集中力を鍛え高めて、集中力を自在にコントロールすることです。
集中力こそが、何かを成すためには重要で、集中力を身につければ、時間の密度が変わり、短時間で大きな事を成すことができます。

「集中力そのもののパワーを増やす」について

筋トレのように集中力を鍛える方法として、背筋を伸ばし姿勢を正すことを意識する。
なぜなら、日頃、無意識に行っている行為を「やらないようにすること」は強い集中力を必要とするからです。
無意識の行動に気が付き改めるという行動を繰り返せば集中力を鍛えることができます。

「集中力を節約する」について

集中力は限りある資源で、集中力を使う度に少しずつ消耗していきます。

そもそも人間の脳は集中を持続させないようにできています、なぜなら、はるか昔、野生の時代の本能が残っているからです。
あなたが草食動物だった場合、食事に没頭していると、肉食動物に襲われるかもわかりません。
自然界では集中していないほうが(他方面に気を使う方が)生き残れます。

また、疲れる本当の理由として、多すぎる選択は集中するパワーを人間から奪い、結局決断できなくなります。


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決断するにはパワーを使うため、疲れているときは決断できません。決断を先延ばしにすると、無意識に気にした状態がつづきます。

これを「決定疲れ」といいます。

やるべきことは、後回しにせず、今決めれることは今決めることで集中するパワーを節約できます。

人は、行動ではなく「意志決定」で疲れるのです。
脳は、行動することで疲れるのではない、小さな意思決定で疲労する。

なので、小さな多くの決定事項は、付せんなどをつけておき、コンピュータ-のバッチ処理のように、まとめて処理する。

また、今やっている勉強や仕事に関係無いものなどが机の上が散らかっていると、注意が散漫になり、集中できません。
特に、スマホや携帯などは、机の上には置かない。
モノを減らすほど、自己コントロールが増します。身の周りを片づけて集中できる環境を作るようにします。

同じ姿勢のまま一つの作業に没頭できるのは長くて30分といったところです。

これを逆手に取り、あらかじめ時間を短く区切り、も少しやりたかったというところで区切り、勉強や仕事を打ち切るやりかた、

その時注意するのは、別のことをするのではなく、無意識で脳は考えているため続きをすることです。

集中力が無限にあると勘違いしていると、見込み時間をいつもオーバーしてしまいます。

集中して作業することが習慣化されている人は、同じ時間でも、2倍、3倍の作業量をこなせる仕事力=集中力X時間という公式が成り立ちます。
そして、これは生まれた才能ではなく、努力や習慣、環境の変化によって身につけることができます。

脳が感じる疲労感は単なる思い込みで、脳の仕組みを知れば、疲れを切り離し、やる気と集中力を取り戻すことができます。

また、低GI値の食事をとることなど

このよう事が、色々な例を用いて、分かりやすく説明されていています。
書かれていること全てを実践することはできないかもしれませんが、自分に合う集中する方法が見つかるのではと思います。


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